CBNでハイになるとは?違法性からCBDとの違いまで徹底解説
この記事はKush JPで長年カンナビノイドの取り扱いを行ってきたプロのVapeリキッド製作者によって執筆されています。
目次
CBNをCBDやCBGと比較
近年、カンナビノイドと呼ばれるヘンプ由来の成分が、健康分野やリラクゼーション業界で注目を集めており、特に、CBN(cannabinol/カンナビノール)とCBD(canabidiol/カンナビジオール)、CBG(cannabigerol/カンナビゲロール)は、違法性や効果の違いについて多くの関心が寄せられています。以下にそれぞれのカンナビノイドを摂取した利用者の代表的な主観的効果を並べてみました。
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こうして見ると、CBNはCBDやCBGと異なりその効果がわかりやすい可能性があることがわかります。そのため、この顕著な体感を「ハイになる」と捉える人が一定数いることも確かです。
日本でCBNが注目され始めたのは2019年末頃で、当時、CBDを嗜好品として摂取していたX(旧Twitter)の一部のコミュニティで「CBN」が話題になったのです。そのきっかけはあるメーカーが作ったVapeリキッドでした。今でこそ有名になったOG Kushという香りのテルペンを使用したCBNリキッドは「まるで香りも効果も本物の大麻に近い」と話題になり、発売と同時に即完売するほどの人気を誇っていました。確かにCBD製品を嗜好目的で使用していたユーザーにとってはCBNの効果は顕著で驚いた方も多くいたことでしょう。しかし実際にCBNはキマったりハイになったりするのでしょうか?
そこで本記事では、「CBNにはハイになるの効果があるのか?」「CBNとCBDの効果の違いは?」といった疑問について徹底解説します。2024年の日本における法改正も視野に入れ、CBNやCBDの合法性や今後の可能性についても紹介します。
CBNでハイになるのか?
結論からお伝えすると適量ではCBNにハイになる効果はありません。あったとしても微弱といったところです。CBNは成分の成り立ちや人の体への作用の仕方などから微弱な精神作用を形成すると言われていますが、その効果は「ハイ」や「キマる」と呼べるほど強力なものではありません。その理由をこれからお伝えしていきます。
CBNの効果と作用
CBNは、他のカンナビノイドと同様に健康面での効果が期待されています。カンナビノイドは主にエンドカンナビノイドシステム(ECS)という生物の恒常性を保つためのシステムに何らかの形で働きかけることで効果を発揮します。このシステムには二種類の有名なレセプター(受容体)があり、それぞれCB1(カンナビノイド受容体1型)とCB2(カンナビノイド受容体2型)と呼ばれています。CB1受容体は主に人間の脳や神経系に多く分布していることから、この受容体に直接働きかける成分を摂取すると精神作用が現れるのです。THC(テトラヒドロカンナビノール)はこの受容体に働きかける、有名な成分です。
一方でCB2受容体は免疫系や脾臓、骨細胞などに分布しており、この受容体に働きかける成分を摂取しても精神作用は現れません。
ではCBNはこのCB1とCB2にどの様に働きかけるのでしょうか?CBNを摂取すると、緊張が緩和され、リラックスした状態に導かれることが多いと報告されていますが、果たしてこのリラックス効果=ハイになるということなのでしょうか。
ハイになると考えられる原因
実は、CBNはTHC同様にCB1受容体に働きかけます。また、積極的にCB2受容体に働きかけることでも有名です。
THCとCBNを比較
CBNがCB1受容体に働きかけるその程度はTHCの4分の1〜10分の1とかなり弱いです。とはいえ、CBNには微弱な精神作用があると考えられていることから、弱いハイを形成する可能性があると考えられるようになりました。しかし「ハイになる」「キマる」と言えるほどの効果はありません。
CBNの生成過程
また、CBNはTHCの酸化生成物質であるため、化学構造もTHCに似ています。THCに酸素、熱、紫外線を加えることでCBNに成分が変化してゆくので、「THCが元となって出来た成分」であるという事実も、CBNにハイになる効果があるのでは?CBNでキマってしまうのでは?と言われる一つの要因でもあります。しかし、CBNにはTHCのような強い陶酔効果はないため、安全に利用できると考えられ、リラックスや睡眠改善を目的として、人気が高まってきています。
CBNに対する科学的な視点
CBNに関する論文はCBDやTHCと比べると圧倒的に少なく、人の体での効果を実証するにはまだまだ研究の量は足りません。そのため、「CBNは眠くなる」「CBNはリラックスする」という、CBNの催眠効果や、鎮静効果、抑制効果、または副作用の有無などに関しては科学的に立証されていないのです。しかし、現在も研究は着々と進められています。例えば、2020年にはカナダの医薬品会社であるInMed Pharmaceuticals(インメッドファーマシューティカルズ)からCBNは表皮水疱症と緑内障治療の有効成分であると発表がありました。同社はその後、2021年12月には緑内障の潜在的な治療薬としてCBNを使用することに対する査読済みの論文を発表し、2023年の6月には表皮水疱症用のものは第二相試験が完了し、”十分な臨床的に重要な抗痒み作用を示し、さらなる開発が正当化された”と伝えています。
また、アメリカのカリフォルニア州に位置するSalk Institute for Biological Studies(ソーク研究所)が発表した2024年の論文ではCBNが脳を老化や神経変性から守る効果があることが示唆されています。彼らは研究の中でCBNが脳を守る仕組みを発見し、潜在的な治療薬を開発中であると伝えています。そして、オーストラリアのシドニー大学ではCBNが不眠症の治療薬となるのかどうかについての研究も行われています。その他の機関では、CBNは鎮痛効果や鎮静効果がある可能性についても研究を行っており、痛みの症状や慢性疼痛といった疾患に効果を発揮することが期待されています。
このようにCBNの効果や作用機序についてはさらに多くの研究が行われている最中であり、今後の研究結果によりCBNのさらなる可能性が明らかにされることが期待されています。
CBNとはそもそも何?
これまでのことから、CBNはハイになるものではなく、主観的なわかりやすい効果があり、潜在的に様々な用途に利用できる可能性があることがわかりましたね。しかし、そもそも、CBNとはどのような成分なのでしょうか?ここからはCBNという成分について少し詳しくご説明します。
CBNは、カンナビノイドの一種であり、大麻に含まれる天然由来の成分です。しかし、自然な状態でのCBNの含有量は1%以下と非常に微量なため、商業的なCBN原料は他のカンナビノイドから化学的に合成されることが一般的です。CBNは、THC(テトラヒドロカンナビノール)が酸化分解することで生成されるため、若い大麻草にはほとんど含まれていません。しかし、収穫後の大麻が外気に触れ自然乾燥する過程でTHCが酸化し、徐々にCBNへと変化するため、乾燥させた大麻草にはCBNが多く含まれることになります。
CBNとCBDの違い
CBNとCBD(カンナビジオール)は、どちらも大麻由来のレアカンナビノイドであり、それぞれ異なる効果と特徴を持っています。
まず、CBDは大麻に含まれる主要な成分の一つで、不安やストレスの軽減、疼痛の緩和、さらには依存症治療への可能性も指摘されていることから、健康や美容業界で広く活用されています。特に、抗炎症効果や抗酸化効果が注目され、クリームやローションといった美容製品にCBDが含まれるケースも増えています。また、CBDの注目すべき特徴の一つとして、精神活性作用がほとんどないことが挙げられます。THCは「ハイ」や「キマる」といった陶酔感を生み出すことで知られていますが、CBDにはそうした強い作用は見られません。仮にハイを得るために大量のCBDを摂取したとしても、期待される精神活性効果はないどころか、CBDそのものの効果が弱まるという研究もあるほどです。そのため、CBDは日中や仕事中にも安心して摂取できる成分として人気があり、Epidiolexなどの医薬品にも使用され、てんかんの治療に対する効果も確認されています。このように、CBD製品は適切な用量で摂取すれば、安心して使用できる成分と考えられています。
一方で、CBNは特に睡眠の質の向上に関連する効果が期待されている成分です。多くのユーザーがCBNを睡眠補助として使用しており、リラックスした深い眠りに導く成分として注目されています。CBDと比べて、睡眠改善に特化した効果については、CBNの方が強いと言われています。先述の通り、CBNが不眠症に効果を発揮する理由についてはまだ十分に科学的に証明されていないものの、実際に多くの人々がCBNの利用による良質な睡眠を体感していることから、今後さらに研究が進むことで睡眠改善効果が明らかにされることが期待されています。
用途とシーン別の推奨
CBNとCBDは、それぞれが異なる効果と特性を持つため、使用シーンや目的に応じた使い分けが有効です。まず、CBDはプレゼンテーションや試験の前といった緊張感を伴うシーンで、心を落ち着かせる効果を期待して摂取することが推奨されます。例えば、CBDオイルを数滴飲むことで穏やかにリラックスし、不安を和らげる効果が期待できます。さらに、VapeによるCBDの吸引は、CBDが肺から素早く吸収されるというメリットがあるため、すぐに効果が得たい場合に便利です。また、就寝前にエディブルと呼ばれるグミなどを食べることで、心を落ち着かせつつ睡眠の質を良くする効果も期待できます。
一方で、CBNは主に夜間のリラックスと深い眠りを目的とする人に適しています。CBNオイルは寝る前に摂取することで、自然なリラックス状態に導き、質の高い睡眠が得られるとされています。また、CBNの効果は体質や用量に左右されるため、初めて使用する場合は少量から始めて、体に適した量を見つけることが大切です。さらに、一部の使用者は「集中力が高まる効果がある」との理由で日中にCBNを摂取するケースもありますが、一般的には夜間に使われることが多い成分です。
このように、CBNとCBDはそれぞれ異なるシーンや目的に応じて使用することで、生活の質を向上させる手助けとなります。例えば、CBDを日中のリラクゼーションやストレス軽減に、CBNを夜間の安眠サポートに、といったぐあいに生活に取り入れることで、健康維持とメンタルヘルスの両面からのサポートが可能となります。
CBNの日本における合法性
諸外国の大麻合法化の波とは裏腹に、日本ではカンナビノイド類に関する規制は非常に厳格であり、大麻やその成分の取り扱いは大麻取締法によって制限されています。2023年12月には改正法案が通り、2024年12月から一部規制が強化、または緩和された大麻取締法が施行されるようになります。そこで改正法以前と以後ではCBNの効果に対する法的な規制がどのように変わるのか、または以前と同じくCBNが使用できるのかについて、厚生労働省から発表されているいくつかの情報を用いて解説します。
改正法前までの規制状況
1948年7月に制定されたこの法律は、日本国内での大麻草の栽培、所持、譲渡を禁止、規制してきました。特に、精神活性効果が強いTHC(テトラヒドロカンナビノール)を含む製品に関しては、厳重な規制が設けられており、THCの所持などは国内で違法とされています。
しかし、非精神活性のカンナビノイドであるCBDやCBNは、この規制の対象外とされ、法律上合法と判断されてきました。改正前の大麻取締法では、あくまで「大麻草」そのものや「大麻草の樹脂(花穂)」を取り締まっているため、種子や茎から抽出された成分であれば違法とされないと解釈されています。そのためCBDは、大麻の種子や茎から抽出されたものである限り、合法的に利用できると考えられ、CBNも同様にこの法的解釈のもとで利用が認められています。
ただし、日本国内で合法とされるためには、製品がTHCを含まないことが絶対条件です。少量であってもTHCが含まれる製品は違法とみなされるため、カンナビノイド製品の輸入や販売においても、THC含有量の検査や証明が求められています。これまでの法律では、このTHCの含有量が0.02%以下のものであればTHCが未検出・非検出と成分分析書に表記され、商品に問題はないとされてきました。
しかし、実に75年ぶりに大麻取締法と麻薬及び向精神薬取締法の一部が改正され、2024年12月12日から施行されるため、カンナビノイドについてはこれまでよりも更に厳しい条件が付加されるようになります。
法改正の動向
まず、現在の法律における「茎や種子から抽出しなければならない」という、いわゆる「部位指定」制限は撤廃されることが決まっています。その代わりに、大麻およびTHCは麻薬として規制され、これらの使用や所持、譲渡、輸入に関する罰則が一層厳しくなります。
今回の法改正において、「これまでと同じようにCBNの使用ができるかどうか」という、CBNの合法性を左右するポイントは、製品に含まれるTHCの量に関する規定です。これまでの法律では、CBN製品に含まれるTHCの量が0.02%以下であれば合法とされ、通関も可能でした。しかし、2024年12月12日以降、CBN製品のTHC含有量に関して以下のような厳しい基準が設定されることになりました。具体的には、
- オイル製品に含まれるTHCは0.001%以下、
- 飲料製品に含まれるTHCは0.00001%以下、
- その他の食品や化粧品に含まれるTHCは0.0001%以下
でなければなりません。この改正により、基準のレベルが大幅に引き下げられることになり、規制される値に適合しない製品は今後、違法とみなされる可能性があります。
このように、CBNそのものには違法性はありませんが、法改正後の「新基準に適合しない製品」は違法なものとして取り扱われるため、特に2024年12月12日以降は、従来の規制の下で製造されたCBN製品は全て廃棄が求められることになります。これにより、これまで合法的に利用できていた製品の一部が、法改正後には使用できなくなる可能性があるため、消費者はこの点に十分注意する必要があります。
また、今回の法改正により、THCおよび大麻が麻薬として位置づけられることに伴い、「施用罪」として使用に関する罰則も新たに追加されます。これまでは大麻やTHCの所持、譲渡、輸入などが禁止されていた一方で、使用に関しては法律上の規制が存在せず、実際に大麻を使用している状態で職務質問を受けた場合でも、手元に大麻がなければ罪に問われることはありませんでした。しかし、今後は、使用に関する違法性が明確化され、違法な使用が確認された場合、検査を経て逮捕・起訴される可能性が生じます。今回の法改正は、大麻およびその成分を含む製品の取り扱いに大きな影響を与えるものであり、製品の適正な管理と消費者の自己管理がより一層重要となります。
注意すべきポイント
2024年12月12日以降もCBN製品を安全に使用するためには、まず現在使用しているCBN製品をこの日までに消費するか廃棄する必要があります。この日以降にCBN製品を購入する際には、規制後の新たな基準値に適合しているかを確認することが欠かせません。日本国内で販売されるカンナビノイド製品については、信頼性の高い業者や認証されたブランドから購入することで、違法性のリスクを回避できる可能性が高まります。
また、海外製品の個人輸入や持ち込みは控えることを強くおすすめします。一般的に、アメリカではTHCの含有許容量が0.3%、ヨーロッパでは0.2%とされており、これらの値は日本の規制新基準値を大幅に上回ります。こうした製品を個人輸入しようとした場合、税関で差し止められるリスクが高く、購入費用を支払っていても没収される可能性があるほか、規制薬物の輸入をしたとして違法行為として罪に問われる可能性もあります。
加えて、ユタ大学の研究では、CBNの摂取によってTHCの擬陽性反応が出る可能性があることが示唆されています。2024年12月12日以降、施用罪が施行されるため、検査の際にCBNの摂取が偽陽性反応を引き起こすリスクを考慮する必要があります。使用する検査薬の種類によっては、実際にはTHCを配合しないCBN製品であっても、擬陽性により不必要な法的問題に直面する可能性があるため、十分注意が必要です。
さらに、カンナビノイド成分を含む製品の宣伝で「医薬品的効能」を謳う場合、薬機法(医薬品医療機器等法)に抵触する可能性が生じます。医薬品としての認可を受けていない製品に対し、健康効果や病気治療の効果を明言することは法律で厳しく規制されています。特に「抗炎症効果」や「不安軽減効果」といった具体的な効能を宣伝することは避けるべきであり、消費者が誤った期待を抱かないよう、正確で公正な情報提供が求められます。
このように、CBN製品の使用や販売には多くの注意点が伴います。特に日本国内での合法的な取り扱いを確保するためには、規制事項や最新の法令を常に確認し、合法かつ適正な範囲での使用を徹底することが求められます。
CBNの使い方と注意点
CBN製品には様々な形態があり、利用者のライフスタイルや目的に合わせて選択できます。
CBN製品の種類
主な製品には以下のような種類があります
CBNオイル | オイルは摂取が簡単で、直接舌下に垂らすことで吸収されやすくなります。睡眠前のリラックスにおすすめです。 |
カプセル | カプセルタイプは、用量が一定で摂取がしやすい形態です。一般的にCBNは油溶性の成分のため、カプセルを摂取する場合は油分の多い食事などと一緒に摂取することでその効果をより感じやすくなります。 |
リキッド・ベイプ | CBNベイプリキッドタイプは肺からの吸収が早く、即効性が期待できます。リキッドの吸引は短時間で効果を感じたい場合に適していますが、継続的に摂取するためにはリキッドも適量を守ることが重要です。 |
グミやエディブル | グミや食品タイプはエディブルと呼ばれ、美味しく手軽に摂取できる一方で、エディブル系は効果が現れるまで時間がかかることがあります。持続性に優れ、軽くて長いリラックス効果を求める方にとってエディブルは人気です。 |
使用上の注意点
CBNを含む製品は体質や使用状況によって効果が異なる場合があります。人によっては効果を感じないという方もいるかもしれません。
そのため、最初は少量から試して、体の反応を確認することが推奨されます。即効性を求める場合はリキッドやベイプタイプが適しているかもしれません。CBNは体内に取り込まれるとエンドカンナビノイドシステムに作用しますが、他の薬物と併用する場合は、事前に医療専門家に副作用などについて相談することが望ましいです。リラックス効果を目的とする場合でも、過剰摂取や不適切な使用は避け、適切な範囲内での使用を心がけましょう。
CBNはハイになる?まとめ
ここまでの投稿をご覧いただき、CBNについての理解はいかがでしょうか?CBNの基本的な情報から、ハイになるかどうか、さらに日本での規制状況やCBDとの違いについて詳しく解説してきました。CBNは、THCのように強い精神活性効果を引き起こすことがなく、比較的穏やかな効果を持つため、日本国内でも安心して利用できるカンナビノイド成分とされています。特に、睡眠の改善や深いリラクゼーション効果が期待されており、不眠症に悩む方やリラックスを求める方にとって、健康的な生活を支えるこれまでとは違う新たな選択肢になるでしょう。
一方で、CBNやCBDといったカンナビノイド成分の使用は、各国での規制が異なることから、合法性の確認が不可欠です。日本では、CBNが合法的に利用できる成分として認められていますが、今後の法改正の影響によってその取り扱いが変わる可能性もあります。このように、CBNの利用には常に最新の規制情報を入手し、安全性を確保するための対応が必要です。
今後の展望
2024年に施行される新たな規制により、新基準に沿ったCBN製品のみが合法的に使用できるようになります。今後のCBN製品が新基準に適合していることが消費者に何らかの形でわかれば、これまでと同じように安心して利用できるようになると言えるでしょう。今後、CBNに関する研究がさらに進展し、医療用途や健康サポートへの利用が進むことで、CBN製品はより多くの人々にとって日常生活に役立つものとして認知されることが期待されます。
また、新しい製品や摂取方法が登場することで、CBNの使用がより手軽で多様な選択肢となり、個々のニーズや、製品形態との相性に応じた利用が可能になります。オイルやカプセル、エディブルなど、用途や効果が異なる製品の提供が進むことで、リラックスしたい時や睡眠をサポートしたい時など、シーンに応じた使い分けがしやすくなるでしょう。
参考情報と次のステップ
もしCBNの使用を検討している場合は、まず少ない量から試し、自分の体に最適な量を見つけていくことが大切です。個々の体質によって効果が異なるため、少量から始めて反応を確認し、自分に合った用量を見つけることで、より安全かつ効果的に利用できます。製品選びにおいても、信頼性のあるブランドや評価の高いメーカーから製品を選ぶことで、品質や安全性が保証され、安心して使用することができます。
さらに、CBN製品の購入に際しては、日本国内での合法性を確認した上で選択することが重要です。特に、輸入製品には日本の基準値に適合しないTHCが含まれている可能性があるため、新しい規制に適合した国内販売品を選ぶのが安心です。また、法改正後も引き続き最新の規制情報を確認し、法令に適合した製品を選ぶことが重要です。
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