CBNアイソレートの口コミと最新の研究を解説!その驚きの効果とは
目次
CBNアイソレートとは?

CBNアイソレートの100%は輸入品です。
私はKush JPでCBNリキッドなどの商品開発を担当しております。長年、CBNアイソレートを使った商品の製造・販売に携わってまいりましたが、最近では、CBNアイソレートの効果について、ユーザーの皆様から次のようなご質問をいただくことが増えています。

「CBNアイソレートの効果って具体的にどのようなものなんでしょうか?」

「CBNアイソレートを手持ちのリキッドに加えても問題ありませんか?」

「CBNアイソレートを使用することは安全ですか?」
これらは、CBNアイソレートに関する最も多い質問ランキングの上位1位〜3位です。こうした質問が寄せられる背景として、ネット上で多くのCBNアイソレートが「CBNパウダー」といった名称でいくつかのブランドから販売されていることが挙げられます。ヘンプや大麻植物には、カンナビノイド、テルペン、フラボノイドといった様々な植物由来の化合物が含まれています。その中でも、カンナビノイドの一種であるCBN(カンナビノール)は、CBD(カンナビジオール)と並んで注目されています。CBDやCBGなどとの違いについては「CBNとは?CBDやCBGとの違い、効果やおすすめ摂取方法を解説!」をご覧ください。
CBNはCBD同様、植物から抽出可能ですが、天然に含まれる量が非常に少ないため、CBDなどをもとにヨウ素などを使用して精製される場合があります。一般的にカンナビノイドの形態にはフルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3種類があります。フルスペクトラムとはTHCを含む麻に含まれる全ての成分を含有する形態で、ブロードスペクトラムはTHC以外の成分が全て含まれているもの、アイソレートとは純度99%以上に精製した粉末製品で、純粋なCBNの結晶を「CBNアイソレート」と呼びます。この高純度形状により効率的な摂取が可能で、効果を実感しやすいという特徴があります。
CBNアイソレートは、日本に流通するほとんどのCBN製品の基礎となる原料であり、2024年現在、その供給は100%海外からの輸入に依存しています。CBNアイソレートは真っ白、または少しピンクがかっているのが特徴で、合成過程で使用される化学溶媒の残留値が少ないほど純白に近くなります。また、CBNアイソレートを飲み物や食べ物に混ぜる使い方については情報が見られるものの、その効果を詳しく解説した記事はあまり見かけません。そこで、この記事では、CBDやCBNアイソレートを長年取り扱ってきたKush JPの製品開発担当者として、その効果について以下のポイントを軸に詳しく解説してまいります。
CBNアイソレートの効果と要因とは?
CBNアイソレートを使用した方々の主観的な感想や口コミを集め、それらの内容を基に関連する論文や研究と照らし合わせながら、どのような効果が期待出来るのかを考察します。
CBNアイソレートの使用方法は?
CBNアイソレートのさまざまな使用方法をご紹介します。また、CBNアイソレートを含む製品(ベイプ、クッキー、カプセル、オイルなど)の特徴や、それぞれの製品形態における効果の現れ方の違いの原因についても解説します。
CBNアイソレートの安全性とは?
CBNアイソレートの使用にあたっての法的安全性と、使用上の注意点、購入の際に気をつけるポイントについて説明します。
CBNアイソレートの効果とは?

CBNアイソレートの効果の口コミと研究を比べてみました
CBNアイソレートを使用したユーザーコメントを参考にしながら、これらの主観的効果を感じる原因について、いくつかの研究結果と照らし合わせて確認してみたいと思います。CBNアイソレートを使用した方々のコメントには、主に眠気を感じるという意見が多いことが見えてきます。
CBNアイソレートを使用した口コミ
以下に、CBNアイソレートを使用した方々の具体的なコメントをご紹介します。
- 「CBNアイソレートを使用すると10~15分以内には眠くなります」
- 「定期的にCBNアイソレートを使用していますが、睡眠を助けるお気に入りのアイテムです」
- 「CBNは眠くなるわけではありませんが体全体をリラックスさせます」
- 「CBNはとても眠く、無気力にします」
- 「CBNアイソレートを購入し、ティンクチャーやベイプカートリッジを作りましたが鎮静感とボディハイを感じます」
- 「CBNアイソレートは夜間起きている時の重たい疲れ目に効果的だ」
- 「CBNの効果はTHCに似ていると感じます」
これらのコメントから、CBNアイソレートを単体で摂取した方々の体験談には、リラックス感や眠気を感じるものが多いことがわかります。中には、疲れ目に効果を感じた、THCに似ていると感じたといった意見もあります。ここではご紹介しませんでしたが、CBNを摂取しても効果がないと感じる声もあります。詳しくは「CBNに効果がないと感じる4つのケースとは?あなたはどのタイプかを徹底解説」で解説しています。また、音楽との相性も良いという意見もあり、「CBNが音楽の聞こえ方に与える影響 ~感覚が研ぎ澄まされる体験とは」で詳しく説明しています。これらのCBNによる効果がどこから来ているのか、いくつかの研究結果を見ると納得できる部分があるようです。
CBNについての研究
CBDなどと同様に、CBNアイソレートのよく知られた効果には、睡眠に関連するものがありますが、CBDやTHCと比較すると研究の数は非常に少なく、CBNそのものの効果を調べた研究は限られています。それでも近年では、以下のような効果が期待されています。
リラックス効果
CBNアイソレートが持つリラックス効果は、CBNという成分自体が持つ鎮静効果から来ていると考えられます。CBNはTHCの酸化生成物であり、THCが変化して作られる成分で、CBNアイソレートには微弱な精神作用があることでも知られていますが、このように考えられる要因は、CB1という人間の体内にある受容体に働きかける度合いをTHCと比べた研究によるものです。この研究では、CBNはTHCの約十分の一の強さでこの受容体に作用するため、THCの十分の一程度の精神作用を持つとされていますが、その他の研究ではCBNを人間に投与した多くの研究でTHCのような酩酊作用は報告されていません。このため、CBNアイソレートが持つリラックス効果については不明ですが、次に挙げる睡眠効果に関連している可能性があります。なお、CBNがハイになると呼ばれるようになった原因などに関しては「CBNの違法性からCBDとの違い、ハイになるとは?まで徹底解説」で詳しく解説しています。
睡眠改善効果
CBNアイソレートは睡眠の質を向上させる可能性があると報告されており、不眠症や寝付きの悪さに悩む方にとって、有用な選択肢となる可能性があります。これまでアメリカやヨーロッパでは、CBNが睡眠補助剤として多くの商品開発に使用されてきましたが、CBNと睡眠の関係については逸話であるとされていました。古い研究では、CBNとTHCを同時に摂取するとTHC単体で摂取するよりも強い眠気を感じたという報告がある一方で、CBN単体で眠気を感じることはないとされていました。しかし、2024年の実験では、CBNがラットのレム睡眠とノンレム睡眠を改善したと報告されており、既知の睡眠導入剤であるゾルデピムと同様の効果を発揮したと言われています。この研究の興味深い点は、CBNがCB1受容体に対してどの程度作用するかが示されており、特に11-OH-CBNというCBNが体内で代謝された後の物質が最も強く作用することがわかりました。CBNという成分そのものや11-COOH-CBNという11-OH-CBNが更に代謝された後の精神作用を伴わない成分はあまり影響を与えないとされています。これまで口コミやレビューベースでしかCBNで眠気を感じるという意見がありませんでしたが、この新しい研究を基に、CBNが持つ睡眠効果が明らかになる可能性があります。なお、この研究で使用されたCBNはドイツ製の純度100%のCBNアイソレートです。
表皮水疱症・緑内障の治療に効果
カナダの医薬品会社では、CBNを局所的に利用することで表皮水疱症や緑内障の治療に役立てようとする研究が進められています。緑内障の治療では、眼圧を下げることと網膜の神経を保護することが重要です。この会社で行われた前臨床研究では、CBNにこれらの効果があることが実証されたとされています。疲れ目の原因の一つは眼圧の上昇であるため、先ほど紹介したコメントにあった「目の疲れに効果がある」という意見についても、今後これらの研究が明らかにする根拠となるかもしれません。
神経保護効果
CBNは神経を保護する働きがあると考えられており、認知症や神経疾患に関連する研究も進んでいます。アメリカのソーク研究所の情報によれば、外傷性脳損傷のショウジョウバエを対象とした研究で、その治療に効果的であることが示されました。
このように、CBNはさまざまな効果を発揮する可能性が示唆されていますが、人における研究は現段階では限られています。今後、研究が進むことで、CBNのさらなる効果が明らかになることが期待されています。
CBNアイソレートの使用方法

CBNアイソレートは使用方法と摂取形態で効果が変わります
ここまでCBNの効果についてご紹介してきました。ここからは、CBNアイソレートの使用方法について詳しくご説明いたします。CBNは油溶性であるため、水には溶けません。また、CBNは親油性の特性を持つ成分であるため、油と一緒に摂取することで吸収率を高めることが可能です。
既製品では、全体量に対するCBNの割合を基に濃度が調整されています。例えば、リキッド製品であれば、全体量が1g(1000mg)の中に400mgのCBNが含まれている場合は40%、500mgのCBNが含まれている場合は50%という表記になります。一方、クッキーなどの場合は、1枚に含まれるCBNの量が明記されており、10枚分のクッキーを作る際の原材料に4000mgのCBNを使用すれば、1枚あたり400mgが配合されるといった形になります。これらの製品は、一度に摂取できるCBNの量が適切になるように計算されて製造されており、過剰摂取を防ぐ工夫が施されています。
使用方法の例
以下に、CBNアイソレートの一般的な使用方法を一覧でいくつかご紹介します。
- オイルに混ぜる
CBNをMCTオイルやオリーブオイルなどに混ぜて、CBNオイルを作る事が可能です。スポイト付きの遮光瓶などを使用すると便利です。使用するオイルに対してCBNの量を調整することで、濃度を自由に変えることができます。
- カプセルに充填する
必要な量をカプセルに詰めて摂取することもできます。ただし、一度に多く詰めてしまうと、摂取量を減らすことができず、過剰摂取の可能性があるため注意が必要です。
- 食品に添加する
クッキーやチョコレートなど脂質の多い食品に加えることが可能です。製造時にはどれだけのCBNを加えるかに注意を払いながら調整する必要があります。
- リキッドに混ぜる
リキッドにCBNを混ぜる方法は特殊な器具を必要とするため、初心者にはおすすめできません。また、既製品のリキッドにCBNを加えると、成分濃度が変化して結晶化が起こる場合があります。さらに、無菌状態で製造された高品質ばリキッドを開封すると品質が低下する恐れもあるため、慎重な取り扱いが求められます。CBNリキッドの効果については「キマる=Chillチル?を紐解き、CBNリキッドでハイになるのか?を徹底解説」をご覧ください。
- ワックスに混ぜる
国内に流通するワックスは通常、テルペンと呼ばれる香り成分の油とカンナビノイドが混ぜられ、再結晶化されたものが多いです。CBNを追加する場合は再度熱を加える必要があり、この際にも特殊な器具を使用することが一般的です。ただし、CBNを加える量によっては結晶化が進み、ワックスの形状が変わってしまう可能性があるため注意が必要です。
- パイプなどで吸引する
CBNアイソレートをそのままパイプで吸引することも可能です。ただし、熱を加えるとCBNが液状になるため、パイプの形状によっては熱せられた液体がパイプの吸い口まで流れ込んでくる可能性があり、あまりおすすめできません。
安全性と注意点
CBNアイソレートは、汎用性が高く多様な用途に使用できるように思えますが、安全性という観点では注意が必要です。特に重要なのは濃度と含有量の管理です。製品の製造においては、プロの調合師がCBNの量と全体の量を調整し、適切な濃度に仕上げています。一方で、スケール(秤)が無い場合、どれだけのCBNを摂取しているのかを正確に把握することが難しくなります。このため、製品化されているCBNアイソレートの使用は、カンナビノイドに関する知識を十分に持つ方や、専用の器具を使用できる方以外にはおすすめできません。
参考:「CBNの副作用と効果が現段階では同じとは?その理由を徹底解説」
商品比較:CBNリキッド、CBNクッキー、CBNオイルの体感の違い
CBNアイソレートを使用した代表的な商品の体感の違いを、含有されるCBNの量で比較してみます。以下に、代表的な4つの商品を例に挙げます。
- CBNリキッド濃度1ml(1ml中にCBN400mg配合)
- CBNオイル(10ml中にCBN400mg配合)
- CBNクッキー(1枚にCBN400mg配合)
- CBNカプセル(1錠にCBN400mg配合)
これらの商品はいずれもCBNの含有量は同じですが、一度に摂取されるCBNの量や配合成分によって効果の現れ方が異なります。例えば、1mlのCBNリキッドでは、200パフで内容物が消費される場合、1パフあたり2mgのCBNを摂取する計算になります。10lmのオイルでは100回で消費される場合、1回で4mgのCBNを摂取する計算になります。一方、CBNカプセルやCBNクッキーの場合、1回で400mgを摂取する計算となり、特にクッキーには油分が含まれるため、吸収率が高くなる可能性があります。このように、CBNクッキーやCBNカプセルは摂取量が多い分、体感が強く現れると考えられます。
さらに、リキッドやオイルにおけるCBNの摂取量は経口摂取と吸入摂取でバイオアベイラビリティ(吸収率)が異なるため、体感の差に影響します。2020年の研究では、THCの場合、吸入摂取のバイオアベイラビリティが10~35%、経口摂取が4~12%とされています。このことからも、CBNの摂取方法による体感の違いは十分に考えられます。
以上のように、CBNアイソレートの使用方法や製品形態による違いを踏まえ、適切に選択して使用することが重要です。
CBNアイソレートの安全性

CBNアイソレートは新基準値に対応しているかどうかが重要です
CBNアイソレートは、多用途に利用できるとされていますが、製品化されているものを使用する方が安全性が高いと言えます。その理由は、これまでにもご説明した通り、商品化された製品には法的な安全性が担保されており、さらに過剰摂取を避けやすい点にあります。
CBNの法的安全性
CBN自体は厚生労働省による規制の取締対象外であるため、合法的に購入・使用することが可能です。なぜCBNが違法ではないのか、その詳細については「CBNは違法?その効果とは? 2024年12月に変わる制度を踏まえて解説」で詳しく説明しています。また、合法的に使用できる理由などについては「CBNが合法な4つの理由を解説!キマる効果があると考えられているのになぜ?」に記載されていますので、こちらも併せてご覧ください。
現在、「CBNアイソレート」と検索すると多くの購入ページがヒットし、簡単に入手可能です。しかし注意すべき点として、製品に含まれるTHCの含有量があります。2024年12月12日に施行された大麻取締法および麻薬及び向精神薬取締法の改正により、THCの基準値が引き下げられたことは、カンナビノイド業界および利用者に大きな影響を与えました。この改正におけるCBNアイソレートへの影響は特に顕著で、新基準値は以下の通りとなっています。
- 油脂および粉末:0.001%
- 水溶液:0.00001%
- その他:0.0001%
改正法施行前は、THCの含有量が0.02%以下であれば通関可能でしたが、新基準に対応していないCBNは、2024年12月12日以降は違法と見なされることとなりました。そのため、インターネットやSNSを利用した販売業者は、改正法施行前日に商品を廃棄するよう呼びかけていました。
現在、販売されているCBNアイソレートは新基準値に対応しているはずですが、購入時には「新基準値対応」などの表示を必ず確認してください。この表示がない製品は法的安全性が保証されていない可能性があります。そのため、価格が安い商品であっても、気軽に注文せず、購入を一度見送る方が安心です。THCの含有量は、CoA(成分分析証明書)で確認することが可能です。CoAの読み方について詳しくは、「COA(分析証明書)の読み方がわからないと怖い4つの意味とは?」をご覧ください。読み方がわからない場合は、販売業者に事前に問い合わせて、基準値に対応しているかを確認することをおすすめします。
CBNの使用上の安全性
シドニー大学が発表した研究プロトコル(臨床試験の計画書)によれば、CBNの安全性について以下の説明がなされています。
“CBNの安全性プロファイルは、1973年から1987年の間に行われたヒトでの研究から推測することができます。これらの研究では、最大1200mgのCBNを経口投与する試験や、最大4週間にわたり毎日反復投与する試験が実施されました。これらの研究では、安全性に関する顕著な懸念や毒性は確認されておらず、心拍数、血圧、体温、呼吸数、知覚、中毒、姿勢安定性などのパラメーターに有害な変化は見られませんでした。”
ただし、この情報だけでCBNの健康への影響を完全に判断することはできません。長期使用の影響や、他の薬との相互作用についてのデータはまだ不十分です。しかしながら、これまでの研究結果から、一定の条件下ではリスクが低い可能性が示唆されています。これを踏まえ、CBNの使用にあたっては以下の点に注意してください。
使用時の注意点
- 高濃度の摂取に注意 CBNアイソレートは純度が非常に高いため、使用量を正確に測定することが重要です。アメリカのCBNオイル販売メーカーが推奨するCBN投与量の例をご紹介します。
- 低用量:体重0.45kg × 0.125mg
- 中用量:体重0.45kg × 0.2mg
- 高用量:体重0.45kg × 0.4mg
例えば、体重45kgの場合、高用量であれば40mg、90kgの場合は80mgとなります。これに比べ、CBN400mgを一度に摂取することがどれほど多いかが想像できるはずです。
- 他の成分との相互作用 持病がある場合や服薬中の場合は、CBNが他の薬剤の効果を強めたり弱めたりする可能性があります。そのため、事前に医師に相談することをおすすめします。
- 第三者認証の製品を選ぶ 購入時には、純度や品質が保証されている製品を選ぶことが重要です。特に、基準値に対応しているかどうかをCoAで確認してください。国内の第三者機関による成分分析を受けている製品は、より高い信頼性が期待できます。以下の点にも注意して購入を検討しましょう。
- 販売者が会社組織であるか
- 販売者の住所がバーチャルオフィスや個人宅でないか
- SNSアカウントでの口コミが良いか
これらを確認した上で、疑問点があれば販売者に問い合わせ、スタッフの対応などを基に判断するのも良い方法です。また、SNS上で販売されている販売者不明の商品は、衛生面や原料の信頼性が保証されていない可能性が高いため、購入を控える方が安心です。「発送が早い」「お得」「種類が豊富」等の文言は品質や安全性とは無関係です。
以上のように、CBNアイソレートを使用する際には、安全性や法的基準をしっかり確認し、適切な製品を選ぶことが大切です。、販売業者が提供しているサイト内の利用規約や推奨されている使用ガイドなども確認しましょう。
CBNアイソレートの効果まとめ

CBNアイソレートはある程度知識のある人向けです
CBNアイソレートは、その高い純度と多用途性から、多くの関心を集めるカンナビノイド製品です。CBNアイソレートの効果について、最も注目されるのはリラックス効果や睡眠改善効果です。ユーザーから寄せられたコメントの中には、眠気を感じる、リラックスできるといった意見が多く見られました。また、疲れ目への効果やTHCに似た感覚を感じたという声もあります。これらの効果は主にCBNが持つ鎮静作用や、体内の受容体に与える影響から生じていると考えられています。研究データの蓄積はまだ十分ではないものの、特にリラックスや睡眠補助に関しては期待が持てる成分であることがわかります。
一方で、CBNアイソレートを使用する際には、安全性への配慮が欠かせません。純度が高いため、使用量を正確に計測することが重要です。アメリカの販売メーカーが推奨する体重に基づく適切な用量を参考にしながら、過剰摂取を防ぐようにしましょう。また、疾患を抱えている方や服薬中の方は、必ず医師に相談した上で使用を検討することをおすすめします。他の薬との相互作用によって予期しない効果が現れる可能性があるためです。
CBNアイソレートは法的には規制対象外であるものの、2024年12月12日に施行された大麻取締法および麻薬及び向精神薬取締法の改正により、THCの含有基準値が厳格化されました。購入時には「新基準値対応」の記載やCoA(成分分析証明書)の有無を必ず確認する必要があります。これらの確認を怠ると、法的リスクを伴う可能性があるため注意が必要です。また、CBNアイソレートはその汎用性ゆえに多様な形で利用できますが、初心者にとっては既製品を選ぶ方が安全です。自分で調合したり特殊な器具を用いる使用方法は、取り扱いに慣れた上級者向けと言えます。特にワックスやリキッドに混ぜる場合は、品質や濃度管理が難しいため、初心者にはおすすめできません。
CBNアイソレートは、適切に利用すれば非常に魅力的な製品です。その効果を最大限に引き出し、安全に使用するためには、事前の知識が欠かせません。この記事で紹介した内容を参考に、信頼できる製品を選び、適切な使用方法を守ることで、CBNアイソレートの持つポテンシャルを十分に体感できるでしょう。今後も研究が進むことで、CBNアイソレートの効果や利用方法に関する新たな知見が明らかになると考えられます。これからCBNアイソレートを試す方も、既に使用されている方も、常に最新情報をキャッチアップしながら、安全で効果的な使用を心がけてください。
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