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CBNに効果がないと感じる4つのケースとは?あなたはどのタイプかを徹底解説

CBNは効果が無いと感じる場合の4つのケース

1. CBNの効果と特徴をまずは徹底解説

CBNの効果と特徴のポイント

CBNの効果と特徴のポイント

CBN(カンナビノール)は、麻や大麻植物に自然に含まれる植物性化合物の一つです。これら大麻由来の化合物はカンナビノイドと呼ばれ、現在までに120種を超えるカンナビノイドが発見されています。その中の一つであるCBNはそもそもの含有量が少ないことからマイナーカンナビノイドと呼ばれ、主にリラックス効果や睡眠障害などの改善を目的として使用され、最近注目を集めています。他のカンナビノイドで有名なものはCBD(カンナビジオール)やTHC(テトラヒドロカンナビノール)などが挙げられますが、日本ではTHCが違法とされているため、国内で流通するCBN製品はTHCを含まない食べ物やオイル、飲料、加熱吸引商品などの形態で販売されています。これらの商品にはアイソレートと呼ばれる、純度が限りなく100%に近い形に精製されたCBN原料が使用されることが一般的です。

 

 

1.1 CBNに違法性はない?

CBD同様に人気のあるCBNは規制の対象となってはいません。日本では2024年9月時点ではCBD同様に合法的に使用できる成分です。国外のメーカー情報や投稿サイトなどを見てもCBNによる健康被害などの報告は見当たらないため、安全性も高いと考えられています。

 

CBNはTHCが変化した成分であると言われると少し警戒してしまいますが、日本に正規に流通するCBN原料は全て第三者機関で検査を受け、THCを含む違法薬物が検出されないことがわかっています。CBNなどのカンナビノイド原料は全て海外製で、厚生労働省の許可を得た上で日本に輸入されています。

 

 

1.2 CBNは睡眠に効果あり?

CBNはよく睡眠に効果があると言われていますが、実は未だこの科学的根拠はありません。CBNはTHCよりも低い精神活性作用があるという、いくつかの研究が存在します。CBNに精神活性作用があると言われている原因は、効果が発現するメカニズムに関連しています。この後の章で詳しく説明しますが、私たち人間が体内に持つ特定の受容体へ働きかける度合いに関連しています。いくつかの研究ではCBNとTHCそれぞれの受容体への働きかけ度合いを数値化しており、この数値は論文によって異なります。ある研究では、CBN:THCの受容体への働きかけ度合いは1:4であると言っており、またある研究では1:10であると言われています。そのため、CBNはTHCの1/4、もしくは1/10程度の精神作用を持つと言われるようになったのです。また、CBNとTHCの化学式は非常に似ています。なぜならCBNはTHCの酸化生成化合物であり、THCが熱や紫外線、酸素などに曝されることで成分が変化し、CBNが形成されるからです。つまりCBNは若い大麻草よりも古い大麻草に多く含まれる成分である事から、THCが劣化した成分であると表現できます。この事にまつわり、CBNは眠くなる成分であると人々の間で言われるようになったこんな逸話があります。

 

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「机の中で忘れられていた大麻草を吸引した多くの人が眠気を感じた」

 

大麻草は海外では一般的に密閉容器などに入れて保管されますが、きちんと保管せずに放置し、外の空気や光に曝されることで、その大麻草に含まれるCBNのレベルが上がるのです。そしてこれらCBNレベルの高い大麻を吸引した人々の多くが「眠気を感じた」と報告していることからいつしかCBNは海外でSleepy Cannabinoid(眠りのカンナビノイド)と呼ばれるようになり、多くの海外メーカーから睡眠環境を整える効能や不眠症の緩和効果などを謳った商品が販売されるようになったのです。また、CBNには副作用の無い鎮静効果があるとも考えられていますが、確固たる効果を裏付けるには研究の数は乏しく、成分そのものはあくまでも健康補助的な立ち位置で、医療の現場で使用される医薬品ではありません。

 

以上がCBNと睡眠に関する大まかな概要です。CBNを使用した人の中には、その効果を実感できないと感じる人も多くいます。これはなぜでしょうか?そこでこの記事ではその理由を、いくつかの関連する研究を紹介しながら解説し、最終的に4つのポイントにまとめます。

 

あなたがもし、CBNを摂取しても何も感じない方であれば4つの「CBNの効果が無いと感じるケース」のどれかに当てはまるはずです。そしてCBNの特徴と機能を理解することで、実際どのようにすればその効果を最大化できるのかがわかるようになります。

 

 

 

2. ECSの違いで効果に差が出る可能性

ECSに関するポイント

ECSに関するポイント

CBNを含むカンナビノイドは、体内のエンドカンナビノイドシステム(ECS)を通じて作用します。ECSは、神経系や免疫系、消化器系などの多岐にわたる体内機能を調節するシステムで、CB1とCB2という二つの主要な受容体を持っています。これらの受容体にカンナビノイドが結合することで、ホメオスタシスを保つ役割を果たします。ホメオスタシスは日本語で恒常性と呼ばれる、いわゆる体内のバランスを保つ役割を果たすものです。例えば体温はホメオスタシスの一つの重要な例です。人間の体温は一般的に約36.5〜37°Cに保たれています。この温度は、酵素の最適な働きに必要であり、極端に高くなったり低くなったりすると生命活動が正常に行えなくなります。このように人間の体を最適な状態に保つ機能がホメオスタシスです。つまり、ECSの働きによって私たちの体は最適な状態に保たれているということです。

 

ECS(エンドカンナビノイドシステム)の個人差による影響は、遺伝的要因や生活習慣、年齢、そして健康状態に大きく左右されます。このシステムは、脳や免疫系をはじめ、身体のさまざまな機能を調節する重要な役割を果たしています。CB1受容体とCB2受容体を介して、カンナビノイドがどの程度効率的に作用するかは、個々人のECSの活性度に依存します。

 

例えば、CB1受容体が非常に活発な個体は、CBN(カンナビノール)を摂取した際、効果をより強く感じやすい一方、CB1やCB2受容体の感度や数が低下している場合、効果が弱くなることがあります。これらの受容体の働きは、特に加齢や病気、生活習慣によって変化しやすいことが近年報告されています。

 

 

2.1 ECSの役割

2022年のレビューでは、エンドカンナビノイドシステム(ECS)の役割を探り、健康や生活の質にどのように影響するかを以下のように論じています。

 

ECSと脳の調節ECSは脳の恒常性維持に重要な役割を果たし、シナプス可塑性、神経新生、学習や記憶の調節に関与します。
ECSと身体的健康エネルギー貯蔵、食物摂取、体脂肪の調整に影響を与え、ECSの機能不全が肥満や代謝障害と関連すると言っています。
ECSとメンタルヘルス ECSの異常は、不安やうつ病などの気分障害、さらには神経変性疾患に寄与する可能性があります。
ECSの調整適度な運動、バランスの取れた食事、マインドフルネスといったライフスタイルの要素がECSの機能を向上させ、心身の健康を改善します。
治療の可能性カンナビノイド、特にCBD(カンナビジオール)は、痛み、炎症、不安、睡眠の質改善などの治療効果が期待されています。

 

総じて、健康的なライフスタイルによってECSの機能を維持することが、心身の健康向上に重要であり、CBDはこのECSに働きかけることでさまざまな症状の治療に有望な手段となり得ることが示唆されています。THCはCB1という受容体を活性化させることで精神作用を及ぼすことがわかっていますがCBDにはTHCが結合することを防ぐことでTHCによる悪影響を抑制する役割もあります。一方で、冒頭で少しお伝えしたようにCBNはCB1に対して弱く結合することがわかっています。つまり、CBDとその働きは異なりますが、CBNもECSに対して影響を及ぼすという点では同じです。

 

 

2.2 カンナビノイドと受容体の関係

そして、2018年のレビューでは、カンナビノイド受容体、特にCB1とCB2が中枢神経系のさまざまな生理学的プロセスを調節する役割について探っています。これらの受容体は、エンドカンナビノイドシステム(ECS)の一部で、主なポイントの概要は以下の通りです

 

CB1とCB2受容体の機能CB1受容体は主に脳に存在し、神経伝達物質の放出を調節し、認知、痛覚、運動機能に影響を与えます。CB2受容体は主に末梢組織に存在しますが、中枢神経系でも免疫応答や炎症の調節に関与します。
シグナル伝達経路これらの受容体の活性化は、さまざまな細胞内経路に影響を与えます。
治療の可能性カンナビノイドは神経変性疾患、慢性痛、精神疾患の治療に有望であるとされています。

 

中でも、CB1受容体は活性化されることによって、神経伝達やシナプス可塑性、痛みの知覚などを調節する重要な役割を果たすので、加齢や疾患などによってCB1受容体の活性が低下すると、カンナビノイドへの反応も減少し、作用が弱くなる可能性が指摘されています。

 

つまり、ECSの個人差はカンナビノイドの効果に影響を与える可能性があるため、同じ量のCBNを摂取したとしても人によってその効果が異なって感じるのは、各個人が持つECSのレベルによるかもしれないということです。

 

 

 

3. CBDが効かない理由とCBNとの違いとは?

CBDに効果が無いケースとCBNを比較

CBDに効果が無いケースとCBNを比較

CBD(カンナビジオール)が人間の体内でどのように吸収、分布、代謝され、排出されるかを系統的にレビューした2018年の研究があります。この研究によるとCBDの効果には様々な個人差があり、その差が出る可能性のあるいくつかの原因について述べられています。CBNも同じカンナビノイドではありますがその作用機序はCBDとは異なるため、以下にあげる原因の全てが当てはまるわけではありませんが、いくつかの共通項は見出せます。

  • バイオアベイラビリティ(生体利用率)と吸収:CBDの吸収速度や生体利用率は、投与方法によって大きく異なります。例えば、喫煙は速い吸収をもたらしますが、全体的な生体利用率は低く、一方で経口投与は吸収が遅いものの、より持続的な効果が期待されると言っています。CBNの摂取方法は、オイル、リキッド、グミ、カプセルなどが一般的で、これらの製品は摂取方法によって吸収速度が異なるという点はCBDと同じことが言えるでしょう。例えば、舌下に垂らすCBNオイルは血流に直接吸収され、効果が早く現れます。またVapeリキッドなどで気化されたCBNもその効果が早く現れます。一方、グミなどの経口摂取では、消化管を通じて吸収されるため、効果が出るまでに時間がかかることがあります。つまり、喫煙、飲料、食料などの摂取方法によって効果の度合いや現れるまでの時間、またその効果の長さが異なるという事です。

 

  • 血中濃度と半減期: この研究では、経口投与後、血漿中のCBD濃度は1〜4時間でピークに達しますが、半減期は投与量や方法によって1日から5日までの幅があると伝えています。

 

  • 食事の影響: 脂溶性のCBDは、脂肪分の多い食事と一緒に摂取することで、その吸収率と生体利用率が大幅に向上すると言われています。実は多くのカンナビノイドは脂溶性でCBNも同じく脂溶性の物質です。そのため、一緒に摂取する食べ物の種類に影響を受ける可能性があることがわかります。例えば同じ含有量であった場合、脂質の多いクッキーやチョコレートなどにCBNが含まれている場合と、脂質が少ないグミなどに含まれている場合は前者の方が吸収率が良い可能性があるということです。

 

  • 個人差: 個々の代謝速度には大きな違いがあり、肝機能や年齢、遺伝的な要因が影響を与えると言われています。この代謝速度もCBNの効果に影響を与えると考えられます。体内に入ったカンナビノイドは肝臓で代謝されますが、代謝が速い人は成分が体内に留まる時間が短くなるため、効果が一時的なものに感じられ、反対に、代謝が遅い人はカンナビノイドが長く体内に留まるため、より持続的な効果を実感しやすいということです。

 

  • 長期使用の影響: CBDを慢性的に使用すると、組織に蓄積され、長期間にわたって体内に留まることが分かっていると言っています。つまり、短期間の使用では十分な効果を実感できない場合でも、数週間にわたり継続して使用することで、体内のエンドカンナビノイドシステムが適応し、効果が増強される可能性があるようです。しかし同じことがCBNにも当てはまるかどうかはわかりません。

 

このレビューではCBDが取り上げられていますが、摂取方法や種類、半減期や、肝臓の代謝速度、年齢、肝機能などによってもCBNの感じ方が異なる可能性があることがわかりました。

 

 

 

4. CBDは摂取し過ぎも効果を感じない?ではCBNは

CBDの逆U字型効果はCBNには当てはまらない

CBDの逆U字型効果はCBNには当てはまらない

カンナビノイド製品を初めて使用する場合、多くの専門家は少量から始めることを推奨しています。体の反応を観察しながら徐々に摂取量を増やすことで、最適な効果を得ることができるからです。またこれは、過剰な摂取が必ずしも効果を高めるわけではないためです。2018年に発表された研究は、不安を誘発する状況として知られる「人前で話すテスト」中の不安レベルに対する、カンナビジオール(CBD)の異なる用量の効果を調査したものです。この研究では、CBDは逆U字型の用量反応曲線を示し、中用量のCBDが不安を軽減するのに最も効果的である一方、低用量や高用量では効果が低いか、ほとんど影響がないことがわかったと言っています。

 

  1. 最適量: 300mgのCBD投与は、人前で話すテスト中の不安レベルを有意に減少させた。

 

  1. 効果のない用量: 低用量(150mg)と高用量(600mg)は効果が低く、逆U字型パターンを示した。

 

  1. プラセボ効果: CBDの抗不安(不安軽減)効果はプラセボと比較され、現実の不安シナリオにおいてすべての用量が同じように有効であるとは限らないことが強調された。

 

この「逆U字曲線効果」とは、適切な摂取量が効果のピークを迎えるポイントであり、それを超える、もしくは下回る摂取量では効果が減少するという現象です。しかしこの結果はあくまでもCBDを使用したもので、CBNは異なります。精神作用の無いCBDとは異なり、CBNの摂取量を増やすと、人によっては効果が強く出てしまう可能性があります。つまり、あまりCBNの効果を感じないという人の場合用量を少しずつ増やしてみることで効果を感じることができるかもしれません。

 

 

 

5. 製品の品質や成分による影響

製品の品質の重要性と購入上の注意

製品の品質の重要性と購入上の注意

CBN製品の効果は、その品質や成分の違いによって大きく変わります。市場にはさまざまなCBN製品が存在しますが、そのすべてが高品質であるとは限りません。ここでは、製品の品質や成分がCBNの効果にどのように影響を与えるかについて詳しく解説します。

 

 

5.1 アントラージュ効果

アントラージュ効果とは、単体摂取よりも複体摂取の方が相加効果で感じ方が強く現れるという考え方です。CBN製品には、CBN単体のアイソレート製品と、他のカンナビノイドやテルペンを含む製品があります。アイソレート製品は純粋なCBNの結晶であるため、他の成分との相乗効果は期待できません。一方で、CBNに加えてテルペンやCBD、CBGといった他の成分を含んでいる場合、これらの成分が相互に作用することでより強い効果を発揮すると考えられています。つまり、商品に含まれるCBNの含有量が同じであった場合、CBN単体のものと、その他のカンナビノイドなどが含まれているものでは、後者の方が効果が大きく現れる可能性があるということです。

 

 

5.2 製品の品質管理と信頼性

製品の品質は、効果に直接的な影響を与える重要な要素です。特に日本では、THCが含まれていないことが法的条件となっているため、製品の選定には注意が必要です。信頼できるブランドを選び、製品の成分表示や第三者機関の検査結果が公開されているかどうかを確認することが重要です。

 

2016年の調査によるとオンラインで購入されたCBD製品の26%は表記されているCBDの含有量が少なかったことがわかっています。このことはCBNを含む商品にも同じことが言えます。また、その製品に使用されるCBNの質そのものの良し悪しも一般的な消費者は理解できない可能性があります。CBNは、ヘンプなどの麻植物から成分が抽出される際、いくつかの化学溶媒を使用します。最終製品には、どの程度これらの化学溶媒が残っていないかを示す「残留溶媒の検出値」が記されていますが、大抵この数値はND(No Detected)、検出不可能なほど”少ない”と記されます。つまりある程度は残ってしまっていることも事実なのです。私たちカンナビノイドを取り扱う事業者はこれまでに様々なメーカーのCBNを見て来ましたが残留溶媒の割合が比較的多いCBN原料はピンク色で、少ないものは白い色をしているケースが多かったという印象です。どちらの方が質が良いかを説明する必要は無いでしょう。また、カンナビノイド原料には通常1年〜数年の消費期限があります。そのため使用期限の切れた原料が商品に使用されている場合、その効果も変わってしまうでしょう。これも意外と皆さんが知らない情報です。そしてこれらの情報は一般の消費者では見分けることができません。したがって、信頼できるブランドを選ぶことが、安全で効果的なCBN製品を選ぶための重要なポイントです。

 

 

 

6. CBNをハイになる目的で使用する場合

CBNをハイ目的で使用しても効果は感じない

CBNをハイ目的で使用しても効果は感じない

冒頭で説明したように、CBNはCB1受容体に対して弱い親和性を持っていますが、THCのように強烈な精神作用を引き起こすことはありません。CBNは主にリラクゼーションをもたらすと考えられていますが、その効果が穏やかであるため、強い精神作用やハイを求める人にとっては効果が感じられないというケースも考えられます。

 

 

 

7. CBNの効果を感じない人とその理由

CBNの効果を感じない4つのケース

CBNの効果を感じない4つのケース

ここまででご説明してきたことをまとめると、以下のようなケースはCBNの効果を感じにくい可能性があります。

 

受容体の活性が低下している場合

 

製品のCBN含有量が少な過ぎる場合

 

使用する原料の質が悪い場合

 

CBNをハイになる目的で使用した場合

 

このように人々がCBNを摂取しても効果を感じない理由はいくつか考えられますが、その主なものは摂取量や製品の含有量によるものが多いようです。ただし、摂取量をいきなり増やすことは推奨されていません。なぜなら摂取量を急激に増やしてしまうことでその作用が強く現れ過ぎてしまう可能性があるからです。

 

これは特に経口摂取に顕著で、一度に大量の成分を体内に取り込んでしまい、その成分がシステムに作用してしまってからは自身でその効果をコントロールすることができません。その点、CBNを高濃度で含むVapeなどは効果を感じやすく、更に効果の発現が早いため、許容量を知るには最適ですが、喫煙習慣の無い方などには抵抗があるでしょう。その場合はオイルなどに含まれているCBNの配合量を確認した上で、まずは商品に記載されている規定通りの量を試し、効果が感じられない場合は少しずつ用量を増やすことでその効果を感じられるかもしれません。ただし、注意点は一度に増やす量です。あまりにも多くの量を一度に摂取してしまわないよう、商品の販売サイトなどからメーカーに直接問い合わせて、どの程度の用量を増やしたら良いかを詳しく相談してみましょう。逆に、インターネットサイトなどから購入をする場合、メーカーの問い合わせ先などが記載していないショップからは購入しないほうが安全です。

 

 

 

7. CBNの効果を最大限に引き出す工夫とは

CBNの効果を引き出すための方法

CBNの効果を引き出すための方法

海外製品などでは、「睡眠改善を目的とする場合は、就寝の30分前にCBNを摂取する」ことが推奨されています。先述の通り、摂取方法によっては効果があらわれるまでの時間が異なるため、このような摂取タイミングの工夫はCBNの効果を最大限に引き出すための重要な要素です。また、日中、忙しくしている最中は体も心も緊張しているはずですが就寝前などはリラックスしているはずです。このように心も体もリラックスしている状態の時の方がより自身の中の変化に気づきやすいと思われます。そのため、CBNを使用してもあまり効果が感じられなかったという人は、ゆっくりとした時間が取れる時にCBNを試し、摂取した時間や投与量、それによってどのような変化があったかをメモすることで自分に最適な用量や、効果を得るまでにかかる時間、日中のどの時間帯が最も自分に適しているかがわかるようになりますのでおすすめです。

 

 

 

8. CBNを効果的に活用するためのポイントとまとめ

CBNを効果的に使用するにはどうしたら良いか

CBNを効果的に使用するにはどうしたら良いか

CBNの効果を感じない理由は、個人差や使用方法、製品の品質など、さまざまな要因によって異なります。CBNの効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。自分に合った製品を選び、適切な摂取量やタイミングを守り、信頼できる製品を選ぶことで、CBNの効果を最大限に活用することができます。

 

 

 

参考文献:

Ricardo Augusto de Melo Reis et al. | Quality of Life and a Surveillant Endocannabinoid System |Sec. Neuroenergetics and Brain Health Volume 15 – 2021

 

Shenglong Zou and Ujendra Kumar | Cannabinoid Receptors and the Endocannabinoid System: Signaling and Function in the Central Nervous System | Int. J. Mol. Sci. 2018, 19(3), 833

 

Ila M Linares et al. | Cannabidiol presents an inverted U-shaped dose-response curve in a simulated public speaking test | Braz J Psychiatry. 2019 Jan-Feb;41(1):9-14.

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