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CNPは2024/12/11までに廃棄?その理由とは

CNPというカンナビノイドについての口コミや製造元の情報とは
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この記事はKush JPで長年カンナビノイドの取り扱いを行ってきたプロのVapeリキッド製作者によって執筆されています。

 

話題の新成分CNPって何?

CNPはVape製品に多く日本の市場に合う成分の可能性

CNPはVape製品に多く日本の市場に合う成分の可能性

CNPは、2024年12月12日から施行される大麻取締法および麻薬及び向精神薬取締法の一部改正を目前に、日本に輸入されてきた全く新しい成分です。CNPの正式名称、製造方法、化学式は未だわかりませんが、X(旧Twitter)上では既に多数のCNP商品が販売され、多くの人々の関心を集めています。CNPという新成分は、一見すると日本市場でこれまで輸入されてきたあるカンナビノイドと非常に似ています。

 

一般的なカンナビノイド製品には、Vape(ベイプ)、グミ、クッキー、オイルなどがありますが、現在CNPを含む商品はほぼ全てがベイプリキッドという510バッテリーに接続して吸引するタイプの製品です。このことから、CNPは食用には向いていないと思われがちですが、CNPは輸入されて間もないため、単にエディブル製品がまだ市場に出ていないだけとも考えられます。ニーズや市場の動きによっては、CNPグミやCNPクッキーといったエディブル商品に含まれる可能性も十分にあるでしょう。ただし、2024年12月12日以降、製品によって含まれるTHCの量が異なることから、CNPを含むエディブルが違法となる可能性があるため、エディブルの製造者が使用を控えている可能性があることも否めません。製品に含まれるTHC含有量については後ほど詳しくご説明します。

 

 

日本市場におけるカンナビノイドの変遷

2021年末頃から、日本にはヘキサハイドロカンナビノール(HHC)をはじめとする多くの精神作用を伴うカンナビノイドが輸入されてきました。これらの成分の多くはその後規制対象となり、違法とされました。特にTHCOやTHCP、HHCOやHHCPといったTHCの数倍から数十倍に及ぶ強力な作用を持つ成分は一部で健康被害を引き起こし、法改正が進みました。これらの成分の輸入と規制が繰り返され、2023年末には「大麻グミ」問題がメディアで大きく取り上げられ、2023年12月にヘキサハイドロカンナビヘキソール(HHCH)が指定薬物となり、同月には大麻取締法と麻薬及び向精神薬取締法の一部改正案が可決されました。このような流れの中で、2021年から2023年にかけては「脱法大麻」や「合法大麻」といった言葉が使われるようになり、強い精神作用を持つ成分への社会的な警戒が高まりました。

 

これらの状況から、2024年以降に輸入される成分には、大きな変化が見られるようになりました。2023年3月から指定薬物となったテトラヒドロカンナビノールアセテート(THCO)という成分はTHCの3倍近い精神作用と持つとされていましたが、これらの成分はΔ8-THCに無水酢酸を加えることで作られることがわかっており、その化学式なども明らかになっていました。しかし2024年に入ってからはこれらの強力な精神作用を持つ成分に代わり、作用がマイルドな成分が主流となり、輸入元もアメリカだけでなく多国籍化しています。ただし、新しい成分の多くは製造方法や化学的特徴が不明で、従来以上に情報の不足が目立つことも事実です。

 

例えば、2024年に輸入が始まったCB9やCBG9といった成分は非常に穏やかな作用が特徴で、その他の成分に関してもTHCの数倍の効果があるというような主張はほとんど聞かれなくなりました。同年中旬にはCBPという成分も輸入され、マイルドな効果が人気を博し、多くの商品に使用されるようになりました。しかし、これらの成分についても「CB」や「P」といった名称が何を意味するのか、生成過程がどのようなものかは依然としてわかりません。

 

このような流れの中でその正体が明確でないまま市場に登場し、多くのユーザーの関心を集めているのがCNPという成分です。

 

CNPをはじめとする新しいカンナビノイドの流通において重要なのは、消費者保護の観点から、成分の透明性を確保することです。一般的に、製造方法、化学式についての情報が開示されないのは、競合他社に模倣されないためであると言われており、輸入者と製造者の間で秘密保持契約が交わされます。そのため、これらの情報をユーザーが知り得ない事は仕方がないと言えますが、利用者がリスクを正しく判断できるようになるためには最低限製造元は明らかにされるべきであると考えています。また、過度に強い作用を持つ製品の開発や販売を行うことで、他社との差別化を図るべきではありません。

 

この点においてCNPは製造元も明らかになっており、マイルドな体感という利用者の声から、今の日本の市場には最も合うカンナビノイドでしょう。以上をふまえた上で次に、CNPという成分の製造元から、CNPの安全性を探ってみましょう。

 

 

 

CNPの安全性と信頼性

CNPは製造元の情報から安全面での信頼度が高い

CNPは製造元の情報から安全面での信頼度が高い

CNPは、タイを拠点とするパシフィックカノベーショングループ(PACCAN)によって製造されたカンナビノイドです。同社は医療用・娯楽用大麻のグローバル市場において、垂直統合型のビジネスモデルを展開しており、その信頼性は業界内でも評価されています。以下に、PACCANとその関連事業について詳しくご紹介します。

 

PACCAN(Pacific Cannovation Group)は、タイの首都バンコクに本社を構える企業で、タイの公衆衛生省から正式な医療ライセンスを取得した数少ない大麻関連企業の一つです。同社は、大麻の栽培から製品化、検査、販売までを一貫して行う体制を持つことで、高い品質基準を維持しています。

 

PACCANの事業範囲は広く、原料となる麻の育成に最適な土壌や肥料の製造、医療用・娯楽用大麻の製造、カンナビノイドの抽出、さらに完成品であるグミやオイル、ソフトジェルの製造まで網羅しています。また、検査ラボやクリニック、ウェルネスセンターを所有・運営し、専門家が監修する体制を整えています。このような包括的な運営は、製品の安全性の基盤となっています。

 

 

PACCAN AGRO:高品質な麻の栽培に必要な土壌づくり

PACCANの基幹施設であるPACCAN AGROは、麻の栽培に使用する土壌の製造を専門としています。麻は土壌中の成分を吸収しやすい特性を持つため、栽培土壌の品質が製品の安全性に直結します。この点に着目したPACCANは、オーガニックな土壌を製造することで、農薬や重金属などの有害物質の混入を防いでいます。

 

さらに、同社の土壌はIFORM(世界基準のオーガニック認証)を取得しており、高品質な栽培資材や肥料を生産しています。このような徹底した品質管理が、PACCAN製品の安全性を担う一因となっています。こうして作られた完全オーガニックな土壌で、4万平方メートルという広大な敷地でGAP(適正製造規範)、GACP(適正農業規範)という薬用植物の栽培に伴う品質管理の規範に基づいて大麻の栽培が行われています。また、PACCAN AGROで製造される肥料や土は「サムライ」や「ゲイシャ」などの名前で販売されており、グロワーからの支持も集めています。

 

 

サイアムハーバルテック社:製品化と検査を担う専門機関

Siam Herbal Tech Company Limitedは、PACCANグループ傘下の製品製造・検査ラボです。同社は、麻からの原料抽出から最終製品の製造までを手掛け、さらに品質検査も行っています。そのラボは、ISO17025認定を受けた施設であり、GMPおよびPIC/Sの認証も取得しています。

 

これらの認証は、医薬品製造施設として必要な要件を満たしていることを証明しています。たとえば、適切な設備、専門知識を持つ従業員、文書化された作業手順、厳密な品質管理体制が整備されていることが求められます。これにより、製品の信頼性と安全性が保証されています。

 

 

マイグリーンフィールズ社との提携

PACCANは、イスラエル最大の大麻関連企業であるマイグリーンフィールズ社(My Green Fields Company Limited)とも提携しています。2023年2月24日に締結されたパートナーシップにより、PACCANはグリーンフィールズの遺伝学や栽培技術のノウハウを取り入れ、製品開発や品質管理のさらなる向上を図っています。この提携により、PACCANは国際的な競争力を強化し、安全で高品質な製品を提供できる体制を整えています。

 

 

大麻薬局「Canna Life」

PACCANはタイ国内で「Canna Life」というブランド名で医療用、娯楽用大麻薬局とウェルネスセンターを展開しています。現在、タイ国内に1,000箇所の拠点開拓を目指し、高品質な医療用・娯楽用大麻製品を提供しています。また、ウェルネスセンターでは、漢方薬や煎じ薬などの東洋医学を取り入れ、病気や症状に応じた治療を行っています。

 

タイ北部のメーリムにあるCanna Lifeの施設は、コロニアル建築スタイルの優雅な空間で、訪問者はアフタヌーンティーを楽しみながら、リラックスできる環境を提供しています。このような施設運営は、医療面における大麻の普及と社会的認知の向上に寄与しています。

 

CNPは、このPACCANによって製造されたカンナビノイドで、その体感はCBPよりもやや強いとされています。2021年から2023年にかけて日本に輸入されたカンナビノイドは、その多くの製造元が曖昧で、健康被害や法的リスクが問題視されていました。しかし、2024年以降は、安全性や透明性を重視する動きが強まり、PACCANのような信頼性の高い企業による製品が市場の主流になりつつあります。

 

CNPはその背景にある徹底した品質管理と安全性の確保により、日本国内でも割と安全なカンナビノイドであると、我々製造業者の間でも考えられています。利用者の健康を第一に考えた製品の提供が求められる中、PACCANのような企業の役割はますます重要になるでしょう。CNPは、その成分に関しては不明な部分があるものの、製造元が明確でかつ信頼性が高いことが確認されていますが、ここで一つの疑問が浮上します。それは、冒頭で述べたように、法改正に伴うTHC含有量の基準をCNPが満たしているかどうかという点です。

 

 

 

CNPの法的な安全性は

CNPの法的地位は

CNPの法的地位は

CNPの安全性を語る上で欠かせないのが、この成分の開発以前にリリースされたCBPという成分についての理解です。

 

CBPは、CBDを変換して生成された成分であり、特にその物理的特性と作用で注目されていました。低い粘度と高濃度でも結晶化しない性質を持ち、Vapeリキッドに向いているカンナビノイドです。また、PACCANによると、CBPには以下のような効果が期待されています。

 

– 最適な睡眠環境のサポート  

– リラックス効果  

– 気分のリフレッシュ  

– 心のモヤモヤの解消  

 

これらの効果はCBDに似ていますが、ユーザーからは「CBDよりもはるかにわかりやすい」との声が多く寄せられています。CBPは、摂取後5~10分程度で効果を感じ始め、2~4時間持続するという特徴を持ち、体感はリラックスや軽い幸福感に近いとされています。ただし、副作用として空腹感や口渇が報告されています。

 

 

CBPの日本市場での動向

CBPは、2023年末から2024年初頭にかけて日本に輸入され始めたカンナビノイド成分です。この時期といえば、いわゆる「大麻グミ問題」が社会を賑わせ、成分HHCHが規制対象に指定されたタイミングでもありました。過去を振り返ると、2021年から2023年にかけて日本市場に新たに登場したカンナビノイド成分は、輸入後わずか3~6ヶ月という短い期間で規制されるケースがほとんどでした。しかし、CBPはその例外ともいえる存在で、約1年間にわたり国内市場で流通していた点が注目されています。

この背景には、CBPが他の成分と比べてマイルドな作用を持ち、安全性が高いと認識されていたことが一因と考えられます。市場での持続的な流通は、CBPが規制の基準にある程度適合していたことを示唆しており、これが日本市場で一定の支持を得た理由でしょう。

 

CNPは、このCBPの日本市場の流通状況をベースに製造された成分であると言われています。ユーザーからの感想や体感の特徴を見ても、CNPはCBPに似ていながら、アップグレードされている成分であることがわかります。そして、CNPは日本市場における新しい法規制をクリアするよう成分の製造を試みたと言われていますが、限りなく0に近いレベルまでTHCを除去することは非常に困難であるようです。

 

 

新たな規制の基準値

これまで、日本の大麻取締法ではカンナビノイド製品に含まれるTHCの基準値が0.02%以下とされていました。しかし、2024年12月12日から施行される新たな法改正により、この基準値はさらに厳しく引き下げられます。新しい基準値は以下の通りです。

 

製品の状態THC含有基準値
オイル0.001%以下
飲料0.00001%以下 
その他・食品・化粧品など0.0001%以下 

 

この規制強化は、日本政府がTHCに対して非常に厳格な姿勢を示していることを裏付けています。さらに、「施用罪」という新たな罰則規定が設けられ、大麻の使用そのものが厳しく取り締まられるようになります。

 

CBPも新成分CNPも、この新しい基準値には対応できない可能性が高いと言われています。CNPは、これまでのカンナビノイドの流通における問題をふまえた上で、ユーザーが安心して利用できるよう設計されたはずでしたが、それでも今回の試みである新しい基準値を下回ることは困難だったようです。ただし、2024年12月11日まではCNPは合法性を兼ね備えた成分であり、PACCAN社が持つ高い技術を駆使して、新基準に完全に対応する新成分が製造される可能性はありますので、これからのPACCAN社からのアナウンスに期待しましょう。

 

 

 

CNPの利点と欠点とは

正確な情報ではないがCNPは口コミでは悪くなさそう

正確な情報ではないがCNPは口コミでは悪くなさそう

CNPに関してはSNSや掲示板でいくつかのユーザーレビューが上がっていましたので、人々が持つCNPに対するイメージや感想などを以下にまとめました。

 

  • CBPよりも強い効果がある
  • 2024年に日本に入ってきた成分の中では上位に入る部類で、鎮静感が強い
  • CBPよりも高く引き上がる感覚があり、短い時間で抜けてゆく
  • HHCよりも弱いがΔ8-THCよりも強い
  • 強すぎないので日中使いも可能
  • 喉への刺激はかなり少ない
  • Vape吸引後5~10分程度でわかりやすい感覚
  • 空腹感を感じる
  • 喉の渇きを感じる
  • 1〜3時間程度で抜けてゆく感覚がある
  • 化学的な嫌な香りも無く、テルペンとの相性が良い
  • 強力なパンチを求めている場合は期待できない
  • 24時間以内に耐性が付くので毎日の使用は勧めない
  • 深みがない

 

以上をもとに、CNPの利点と問題点を具体的にまとめます。

 

CNPのメリット

  1. CBPよりも効果が強い  

   – CBPと比較すると鎮静感やリラクゼーション効果が強いと評価されています。

 

  1. 適度な精神作用  

   – Δ8-THCよりも強く、HHCよりも弱い中間的な効果で、過剰な刺激を求めない人に最適です。

 

  1. 短い時間で効果が表れる  

   – Vape吸引後、5~10分程度で効果が感じられるため、即効性があるとされています。(一部、効果が現れるまで10~20分程度かかるという情報もあります)

 

  1. 喉への刺激が少ない 

   – 吸引時の不快感が少なく、テルペンとの相性も良いため、自然な風味を楽しめます。

 

  1. 日中の使用にも適する  

   – 効果が強すぎず、1~3時間程度で抜けるため、日中の利用が可能です。

 

  1. 用途に応じたブレンドの可能性  

   – 他のカンナビノイド成分と混ぜることで不足を補い、多様な用途で活用できます。

 

 

CNPのデメリット

  1. 深みがない

   – 精神作用に深みが足りず、強い効果を求めるユーザーには物足りなさを感じさせる場合があります。

 

  1. 耐性がつきやすい 

   – 24時間以内に耐性がつくとの報告があり、毎日の使用は避けた方がよいかもしれません。

 

  1. 空腹感と口渇 

   – 使用後に空腹感や喉の渇きを感じることが多いとされています。

 

  1. 強力なパンチを求める人には不向き 

   – 過去の違法成分のような刺激を期待している場合、期待外れと感じる可能性があります。

 

  1. 長期的な安全性

   – 成分そのものの安全性が十分に検証されておらず、長期使用による影響は未知数です。

 

CNPは日本市場に導入された新しいカンナビノイド成分です。そのため、口コミやレビューの数はまだ少ないものの、喉への刺激が少なく、程よい効果が短時間で得られることから、一定の支持を得ています。一方で、深みや強烈な精神作用を求めるユーザーには物足りないと感じられることもあります。しかし、2023年12月に施行された大麻取締法の改正により、新たなTHCの基準値設定や大麻使用罪が新設される一方で、産業用ヘンプの利用が推進される流れがあります。このような法的枠組みの中で、カンナビノイド成分に対して過度な精神作用を期待することは適切ではありません。

 

CNPの長期的な影響や安全性についてはわからない点が多いため、利用の際には注意が必要です。2024年12月11日までは違法性がなく安全に使用できることは大きなメリットですが、摂取量や使用頻度を適切に管理し、自己責任で利用する意識を持つことが非常に重要です。

 

 

 

CNPはカンナビノイドか?

CNPは化学組成などがわからないため憶測が飛び交っている

CNPは化学組成などがわからないため憶測が飛び交っている

CNPがカンナビノイドであるかについては、依然として疑問が多く寄せられています。その理由は、CNPの化学組成が未だに明らかにされていないからです。例えば、CBD(カンナビジオール)やCBG(カンナビゲロール)といった一般的な成分は正式な名称が明記されていますが、CBPやCNPのような新しい成分に関しては、その化学的特徴や本質が解明されていない部分が多いのが現状です。この曖昧さが背景となり、海外の掲示板では以下のような憶測が飛び交っています。

 

– 「CNPはCRD-alphaを希釈したものではないか?」  

– 「CNPはCRDHに近い成分なのでは?」

 

しかし、これらのCRD-alphaやCRDHという成分自体も、どの製造元が作り出したのか明確ではありません。大麻業界で広く知られるプラットフォームでは、「存在しない化合物にそれらしい名前をつけただけではないか」といった指摘もされています。

 

現在、日本国内で大麻由来の成分を生産することは難しく、すべての製品が海外からの輸入に頼っています。特に「altcannabinoids(代替カンナビノイド)」と呼ばれる新しい成分の多くは、アメリカから輸入されています。

 

これらの成分は、もともとアメリカ国内でTHCが禁止されている州向けに開発・流通されたものです。その後、ヨーロッパやアジア市場にも販路を拡大し、日本にも導入されるようになりました。このように、新たな成分の登場は各国の法規制や市場のニーズに応じて発展してきた背景があります。

 

2023年末以降、日本に輸入されている成分に対しては、その本質について疑問を抱きつつも消費が続いています。「本当にカンナビノイドと呼べるのか?」という根本的な疑問は、特に新しい成分が登場するたびに議論されています。この状況は、かつて2011年から2014年頃に社会問題となった「脱法ハーブ」現象を思い起こさせます。脱法ハーブは一時的に合法性を保ちながらも、多くの健康被害を引き起こし、大きな社会的混乱を招きました。このような過去を振り返ると、今後開発されるであろう新しい成分にも同様のリスクが懸念されます。

 

2025年以降、国内に輸入される新しい成分は、市場のニーズや法規制に適応した形で製造されると予想されています。特に、成分の製造段階から各国の法律やトレンドに最適化された製品が登場する可能性が高いです。こうした製品は、一部のユーザーのニーズに応じて、効果が徐々に強まる傾向があるとされています。ユーザーが安全に利用するためには、以下の点を確認することが重要です。

 

– 製造元がどの国であるか  

– どのような企業がその成分を作っているのか  

 

透明性の高い製造元と信頼できる情報に基づいて製品を選ぶことが非常に重要です。

 

 

CNPの将来性

以上をふまえると、CNPは新世代成分として注目されています。その背景には、信頼性の高い開発元であるPACCAN社の取り組みと、過去の日本国内のカンナビノイド市場経験が反映されています。製造元のよくわからない成分などと比べると、「CNPはPACCAN社の製品である」という情報はかなり高い信頼性を得られます。しかし、CNPの適法性は2024年12月12日以前と以降では全く変わります。そのため消費は2024年12月11日までに留め、カートリッジを含めて確実に破棄しましょう。

 

ネット上でCNP製品を検索すると無数に販売ページが出てきます。商品をカートに入れる前に必ず以下の情報を確認するようにしてください。

 

  • 会社概要:会社組織として運営されているかどうか、会社概要や利用規約などを確認しましょう。個人が作って販売している場合、製品の衛生環境が悪いことが懸念されます。
  • COAの有無:COAが発行されているかどうかはその成分が新基準に対応しているかどうかをお客様が確認できる唯一の方法です。また、自社で作った製品そのものを第三者機関の検査にかけてCOAを発行してもらっている企業は成分以外にも、配合されているその他の成分を含めて「製品として法的な責任を利用者が負わないよう」に気を配っている証です。

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