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Crude Oil(クルードオイル)CBD原油って何?ディスティレートとの違いをどこよりもわかりやすく解説

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CBDの終わりなきブーム

グリーンラッシュ

2018年のアメリカにおける農業法改正により大麻が持つ治療効果にスポットライトがあたり、長い歴史の中でカウンターカルチャーの象徴とされてきた大麻は今や中高年の健康維持や増進、睡眠障害などにも利用される商品となりました。この爆発的な大麻への関心は過去の金採掘ブーム、「ゴールドラッシュ」になぞらえて「グリーンラッシュ」と呼ばれています。この現象に伴い、大麻に含まれるCBDも広く世界中で認知され、矢野経済研究所の指標によるとCBDの市場規模は2019年から右肩上がりに上がり続け、2025年には約830億円にものぼるほど大きな産業になってきています。

 

2018年から2019年にかけて日本にも大麻由来のCBDが輸入され始め、日本人の間に根付いていた大麻=悪というイメージも少しは緩和されたように見受けられますが、未だに大麻は違法薬物であるため国内での所持や使用は厳しく禁止されています。大麻に含まれる成分の中でもTetrahydrocannabinol/テトラハイドロカンナビノール、通称THCと呼ばれる成分は精神作用を伴います。アメリカではTHCの含有量が0.3%以下、ヨーロッパでは0.2%以下であれば大麻由来の製品に含まれていても合法ですが、日本ではTHCが混入している製品は全て違法です。一方でCannabidiol/カンナビジオール CBDは非精神活性作用物質であるため難治性てんかんの治療薬として医薬品にもなっていることは有名で、日本でも合法的に様々な企業から幅広い商品が販売されています。

 

実はこのCBD原料には3つの種類があります。一つはアイソレート、もう一つはディスティレート、そして最後の一つはフルスペクトラムと呼ばれます。これらは抽出方法や工程が異なり、それぞれで以下のような利点を持っています。

 

CBDアイソレート

アイソレート

CBDアイソレートは限りなく100%に近いCBDの結晶です。CBDアイソレートという最終製品に残留溶媒が限りなく0である場合は口に入れても味などはあまり感じません。そのため、食べ物やオイルなどに含まれます。

 

CBDディスティレート

ディスティレート

CBDディスティレートは大麻植物からCBDを含むその他多くのカンナビノイドが含まれて抽出されたものですが、THCは除去されています。このディスティレートはブロードスペクトラムとも呼ばれ、広範囲にわたって抽出されたものという意味を持ちます。ただし、あくまでも「広範囲」であり、全ての成分が含まれるという訳ではありません。こちらについては後ほど詳しくご説明します。

 

CBDフルスペクトラム

フルスペクトラム

CBDフルスペクトラムはTHCを(アメリカでは0.3%、ヨーロッパでは0.2%)含むもので、ディスティレート同様に大麻植物が持つ全ての要素が全て含まれているものです。

 

これらを一覧で表したものが以下の通りです。

CBDの形態CBDTHCその他カンナビノイドテルペン
アイソレート⭕️
ディスティレート⭕️⭕️⭕️
フルスペクトラム⭕️⭕️⭕️⭕️

 

「フルスペクトラムCBD」という言葉は2019年頃から日本でも様々なCBD商品に使用されてきましたが、国外で流通するフルスペクトラムCBDと、国内に流通していたフルスペクトラムCBDは完全に異なります。過去に国内で流通したフルスペクトラムCBDとはディスティレートCBD(THC以外のカンナビノイド成分が多く含まれているもの)です。当時は日本国内のCBD業界が黎明期にあったため利用者側の知識も乏しく、「フルスペクトラムだからアントラージュ効果が高まる。だからフルスペクトラムが良いのだ」という認識をしていた人々が多かったように見受けられます。実際、いくつかの論文でもフルスペクトラムの利点について語られています。しかしフルスペクトラムはTHCを含むため、日本国内に流通する事はありません。当時は国内の多くのメーカーでさえ厳密なフルスペクトラムとディスティレートの違いなどを理解していない業者も多く、中にはマーケティング的に名付けられていたケースも散見されました。

 

海外から多くの情報が流れ込んできた現在ではユーザー側の知識も2019年とは比べ物にならないほど増え、販売者側と消費者側が持つ情報の非対称性が無くなりつつあるたため、ディスティレートCBDをフルスペクトラムCBDと称して販売しても、商品のラベルやCOAを確認することで、使用されている原料がフルスペクトラムでは無いと見抜ける人々が増えてきたため、このようなビジネス的マーケティング手法を使う企業はほぼ見かけなくなりました。

 

しかし近年リリースされてその名が広まったCrude Oil CBD/ クルードオイルCBD はなんとフルスペクトラムであると言われているのです。ここでCBDクルードオイルとディスティレートCBDは同じものではないか、という疑問が生まれます。両者ともにCBD以外の成分を含み、THCが除去された形態であるためこのように考える方がいても不思議ではありません。しかし両者は精製の過程が異なります。最も多いCBD製品の消費形態は口から摂取する方法です。その際、麻植物に含まれるクロロフィルなどの物質は味を悪くします。そのため、CBDディスティレートからこれらの植物性化合物が除去されることは一般的です。しかしCBDクルードオイルからはクロロフィルなどは除去されないばかりか、麻に含まれるビタミンやミネラル、フラボノイドまでほぼ全て保持した状態で抽出されます。これが「フルスペクトラム」と呼ばれる所以です。

 

長い間日本国内で流通してきたCBDはアイソレートとディスティレートという2種類でしたが、ここに新たに割り込んできたクルードオイルフルスペクトラムCBD、果たして一体どのような成分なのでしょうか。ここからさらに詳しくご説明していきます。

 

 

 

Crude oil(クルードオイル/原油)とは

クルードオイルとは

「Crude oil」の日本語訳は「原油」です。一般的にクルードオイルという言葉は石油に関連して使用されます。そのため、インターネットで検索すると検索結果のトップに表示される情報のほとんどが石油や原油など「油」に関するものです。CBDに関連する場合、「クルードオイル」は「未精製オイル」や「粗油」と訳され、具体的に「CBD crude oil」を指す場合は、「CBD粗油」や「CBD未精製オイル」と訳されます。一言で言うとCBDクルードオイルは「THE HEMP」と呼べるヘンプそのものと言っても過言ではない商品です。

抽出過程

まずクルードオイルCBDの概要を説明する上で重要なポイントはCBDを生産する上での抽出過程にあります。ヘンプなどの麻植物からCBDを抽出する場合、まずはフルスペクトラムCBDとしてTHCを含んだ形態で抽出され、そこからTHCが除去され、ディスティレートCBDとなります。更にここからテルペンやその他の植物性成分やカンナビノイドが除去されてアイソレートCBDという純粋なCBDのみの結晶となるのです。海外のCBDクルードオイルは、麻植物、特にその花、葉、時には茎から得られる生のエキスです。日本では大麻取締法により、花や葉から抽出してはいけません。通称「部位指定」と呼ばれるこのルールによって大麻由来製品は麻植物の茎と種から抽出されたものでなければいけないため、国内に流通するCBDクルードオイルは麻の茎、もしくは種から抽出されたものです。CBDクルードオイルはいわゆる通常のCBDオイルの未精製バージョンであり、様々なカンナビノイド、テルペン、および脂肪酸、ワックス、葉緑素を含む他の植物化合物を含んでいます。つまり、より精製されたCBDオイルとは異なり、CBDクルードオイルは追加の精製工程を経ていないため、より幅広い植物の天然成分を保持していることが特徴的なのです。

 

 

CBDクルードオイルの成分

含まれる成分

クルードオイルは先にお伝えしたように通常は除去されてしまう麻成分を多く保持したまま抽出されます。CBDをはじめとしてテルペン、フラボノイドに加えて亜鉛やマグネシウム、鉄、カリウム、カルシウムなどのミネラル、ビタミン、脂肪酸などが多く含まれ、抽出元となる麻の品種に含まれるほぼ全てのカンナビノイドも豊富に含まれています。

 

 

CBDクルードオイルの利点

クルードオイルの利点

CBDクルードオイルの最大の利点はアントラージュ効果が期待できることです。アントラージュ効果とは、カンナビノイドやテルペン、フラボノイドなどを単体で摂取するよりも複体で摂取した方がそれぞれの成分が持つ効果が相乗的に高まるという科学的に立証されていない概念です。つまり、抽出物を濾過せずに麻に含まれる多くの成分を保持した状態で摂取することで各成分が持つ相互作用から最大限の効果が得られると考えられているということです。事実、カンナビノイドリキッドを例に取っても、CBDのみのものとそれ以外の成分が含まれているものでは、精神作用を伴う物質は一切含まれていないにもかかわらず、後者の方が感じ方が強く出ると多くのユーザーから報告されています。このように麻が持つ利点を最大限享受出来るという点がCBDクルードオイルの最大の利点です。

 

 

CBDクルードオイルの欠点

クルードオイルの欠点

CBDクルードオイルは麻植物に含まれる全ての成分を保持し、そこからTHCのみが除去された形です。そのためクロロフィルやその類似成分が含まれています。クロロフィルはほうれん草やパセリ、レタスなど植物の葉に多く含まれているため、フレッシュな草や青々とした葉っぱを噛んだときのような味わいがあります。自然な、土のような風味とも言えます。また、クロロフィルは少し苦味を感じることがあります。この苦味は、特に濃縮された形で摂取した場合に強く感じられます。その他「青臭い」という表現もよく使われます。これは、特に生の野菜や海藻を食べたときに感じる味に似ています。つまり、クロロフィルやこの類似成分を多く含むCBDクルードオイルは味が悪いと感じる人もいるため、グミやキャンディーなどのエディブルと呼ばれる食品としての製品には不向きであると言えるでしょう。

 

 

 

CBDクルードオイルのまとめと商品紹介

クルードオイル商品

ここまでのことをまとめるとCBDクルードオイルとは成分抽出生産過程の上流にある製品であり、抽出される麻植物に含まれる成分をかなり高い割合で保持した状態の物質です。そのため「THCを含まないフルスペクトラムCBDである」と表現されるのです。これまでアイソレート、ディスティレート、フルスペクトラムという3つの形態しか無かったCBD形態のラインナップに新たに割り込んできた黒い粘性の高い全く新しいカンナビノイド原料、それがCBDクルードオイルです。

 

CBDクルードオイルは今までにないほど多くの成分を含んでいるため、高いアントラージュ効果が期待でき、従来のさまざまなCBD製品が持つ人々のイメージを刷新する別次元の商品が提供出来るようになったと言っても過言ではありません。この新たな成分であるCBDクルードオイルの利点を最大限に生かすべくKush JP独自で配合したリキッド商品が「FULL HEMP」です。

 

FULLHEMP_商品画像フルガラス

過去にいくつかの会社で商品化されていた「フルヘンプ」製品は、使用されるテルペンとカンナビノイド原料が全て「ヘンプから抽出されている」という内容のものでしたが、ヘンプに含まれるビタミンやミネラル、フラボノイドなどは含まれていませんでした。しかしKush JPの「FULL HEMP」とはその名の通り、ヘンプに含まれる成分がほぼ完全に含まれている全く新しいタイプのヘンプ商品です。

 

FULL HEMP 商品カード

また、Pink Runtz(ピンクランツ)という大麻株から抽出される高級テルペンCDT(Cannabis Derived Terpene)を使用しているため、本物に限りなく近い香りを再現しています。Kush JPではマーケティングにかかる費用や人件費を最大限抑え、原料の輸入を自社で行っているため最終製品の価格を低く抑えることができ、幅広い人々に商品を届けられています。

クルードオイルリキッドを見る

Kush JPのFULL HEMPリキッドは販売当初から売り上げランキングの上位をマークするほどの人気商品となっているため、未体験の方は品切れ前に麻が持つフレッシュな香りと本物さながらのフレーバーを是非一度体験してみてください。Kush JPのWEBサイト、トップページから会員登録をし、ログインしてサービスを利用していただくと、購入商品の詳細などがわかります。また、LINE登録をしていただくと、お得な割引クーポンなどのサービスをご利用いただけます。

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