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【革新的な加熱技術】CCELL M6T-EVOは何がすごいのか

はじめに


日本国内でカンナビノイドリキッドが最も盛り上がった2021年〜2022年頃はどのような原料が使われているのか、どのような珍しいテルペンが使用されているのか、どのような配合で作られているのかと、多くのユーザーもベンダーも内容物に強い関心を示しており、アトマイザーは安ければ安い方がコストを抑えられると考えられていたのではないでしょうか。

また、喉への刺激を抑えるためにはバッテリーの電圧なども重要であると、電圧が調整できるものから、水に潜らせて刺激を抑えられるものまで、ハード面でも様々なアイテムが続々と日本に輸入されてきていました。

しかし、どんなに良い原料を使用しても、どれだけ高価なバッテリーを使用しても、粗悪なアトマイザーを使用していては全て宝の持ち腐れで、場合によっては事故を起こす危険性も秘めているのです。

そこで本日は、気化器であるアトマイザーに焦点を当て、良いアトマイザーはなぜ、どのようなところが良いと言われているのかその重要性を深掘りしてお届けします。

アトマイザーの重要性とは


インターネットの発達により、情報が民主化された現代では、日本の出来事だけでなく、海外の情報にまで容易にアクセスできるようになりました。
2019年にアメリカで問題になったEVALIという肺損傷は、2020年の2月までにおよそ3,000人近いvapeユーザーが罹患したと言われています。
EVALIとはE-cigarette, or Vaping product, use Associated Lung Injuryを省略したもので、Eシガレットやベイプに起因する肺損傷を指します。

原因はアトマイザー内に含まれるビタミンEアセテートであると言われているため、一見すると「内容物にビタミンEアセテートが含まれていなければいいのでは?」と思われがちですが、ビタミンEアセテート単体ではこれらの害を引き起こすことはありません。ビタミンEアセテートがアトマイザーによって熱分解されると予期せぬ化学反応を起こしこれらの深刻な症状が引き起こされることがわかっています。また、熱によってアトマイザー内の金属がリキッド内に浸潤するという事実も研究により明らかになっています。

つまり、リキッドが触れる部分の金属やガラスは熱や化学物質で腐食しない素材であり、耐熱性も高い方が望ましいと言えます。

アトマイザーの問題点とは

先ほどご紹介したEVALIによる肺損傷を引き起こした方々が使用していたアトマイザーを分解した結果、発熱体が炭化していたり、気化させるための熱を伝えるワイヤーが著しく損傷しているものなどがあったそうです。
この結果から推測すると、オイルを気化させる上で、熱が伝わる箇所は均一であったほうが安全であり、熱伝導ワイヤーはセラミックをぐるっと囲む形で配置されていた方が望ましいと言えるでしょう。また、繰り返し同じアトマイザーを使用すること(内容物を入れ替えて使用など)は望ましくないこともわかります。

 

CCELLとは


今回ご紹介するアトマイザーの製造会社であるCCELLは中国深圳に本社を構える企業です。同社の最も有名なイノベーションは発熱体にセラミックコイルを導入したことです。

2024年現在、アトマイザーに使用されるコイルがセラミックであることは当たり前になりましたが、以前は異なる物質が使用されていました。

このCCELL社が最も力を入れて開発しているのは液体を気化させる技術です。また、ユーザーが安全なVapeライフを送るには、先ほどご紹介したような、熱によってアトマイザー内の金属がリキッドに浸潤することを可能な限り防がねばなりません。

それを最大限可能にするべく、300人規模の研究員によってCCELL社では日々研究開発が行われている企業がCCELLというブランドです。

CCELLのEVOシリーズとは


ここまででアトマイザーの危険性や、望ましい形状、CCELLというブランドについてご説明してきました。

このEVOという文字は、英語のEvolution、進化を表しており、以前までのCCELLアトマイザーとは異なり、生まれ変わった製品であることが推測できます。
ではどのように変わったか、それはCCELLのHPでアナウンスされていますので、以下に記します。

・34%風味と味が改善した

・50%多くの蒸気の噴霧が可能になった

・20%製品の一貫性が向上した

・57%有害物質の生成を削減した

・製造の際に35%温室効果ガスを削減した

いかがでしょうか。ここまででご説明してきたアトマイザーによる危険性を考慮して、ここまでの進化を遂げたことがわかります。

【革新的な加熱技術】CCELL M6T-EVOは何がすごいのか


CCELLのEVOはシリーズ化されており、EVOと銘打った様々なアトマイザーがリリースされていて、その中の一つがM6T-EVOです。

M6T-EVOに使用される、中央のセンターポートには医療グレードのステンレス、それを取り囲む周囲の素材はホウケイ酸ガラスが使用されてているため、高い耐熱性と耐薬品性を誇り、より安全にVapeを楽しむことができます。

また、気化器のコアとなるセラミックには無数の細かい穴が空いており、この多孔質セラミックは優れた毛細管現象を示します。つまり通常のセラミックよりもオイルの吸収率が優れているということです。

そして、このセラミックを360度囲む熱伝導体により、一箇所が高温になるのではなく均一に熱せられてオイルが気化されるのです。

更に、吸引口のプラスチックは一度取り付けると外すことができない圧入式になっているため、一度封をすればリキッドの劣化が防げ、リフィルも出来ないため、毎回使い切ることが出来、安全性も高いのです。

 

結論 


過去の肺損傷事故で明らかになったアトマイザーに潜む危険性を可能な限り排除し、進化したCCELLのM6T-EVOは小さなテクノロジーの結晶と言っても過言ではありません。

最高品質のカンナビノイド原料を使用したリキッドオイルを気化させるに最も相応しいアトマイザー、それがCCELLのM6T-EVOです。

 

参考

CALYX
Jeff Wagner ,Wenhao Chen,Gordon Vrdoljak | Vaping cartridge heating element compositions and evidence of high temperatures (2020)
Amber Wise, Ph.D | The Potential for Heavy Metals to Leach from Vape Cart Hardware: A Conversation with Amber Wise of Medicine Creek Analytics (2022)

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